茶席の着物 趣味のきもの竹うち

本場・石川県よりお届けする 加賀友禅・牛首紬



お茶は伝統あるお稽古事であり、季節や行事の内容を重んじるので、着物にも心遣いが必要です。

正式の茶事には紋付の着物を着用します。
季節により袷(10~5月)、単衣(6,9月)、薄物(7,8月)を着分けます。
どのようなお茶会でも紋付色無地が無難ですが、華美すぎない訪問着や付下げ、小紋でもかまいません。
柄のある着物や帯は、茶入れや仕覆、茶道具、茶花など、茶席の室礼やお道具と重なる柄は避けましょう。


茶席の着物には、色留袖、訪問着・付け下げ・小紋・色無地などがありますが、どれを着用するかは、茶会の趣旨、場所、集まる人々の顔ぶれなどを十分考慮してその場の雰囲気にとけ込んで違和感がないようにするのが一番の作法とされます。
茶席に招かれたら、その席の格式に着物の格を合わせるのが茶会を行う亭主への心遣いになります。


真  初釜茶事・利休忌・口切り・免状式など

染め抜き紋付(五つ紋か三つ紋)・色留袖・訪問着・色無地・振袖

行  月釜・記念茶会・初釜茶会・点心付き茶会など

一つ紋付き訪問着・付下げ・色無地

草  野点・立礼・稽古茶事など

色無地・小紋・紬無地など

袷[1月~4月]

袷着物に袷用帯、袷長襦袢

(春)単衣[6月]

単衣着物に夏帯、単衣長襦袢
暑い日も多いので、下着、長襦袢で温度調節します
夏用下着、夏帯締、夏帯揚

薄物[7月・8月]

薄物着物に夏帯、夏長襦袢
夏用下着、夏帯締、夏帯揚

(秋)単衣[9月]

単衣着物に袷用帯、単衣長襦袢
まだまだ暑い日も多いので、下着、長襦袢で温度調節します

袷[10月~12月]

袷着物に袷用帯、袷長襦袢


色無地.gif


色無地はその名前の通り、一色で染められた無地の着物です。
色や地紋によって慶弔に着用できるほか、紋の有無、紋の数、合わせる帯や小物によって大きく格が変化するとされている着物です。

一般の用途としては、内祝い、通夜、法事などに使用します。
また仏教の教えと深い関わりがあり、華美を避け、省略を重ねる茶道の精神から、茶席で好まれます。

色無地に用いる生地には縮緬、紋意匠、御召、紬などがありますが、最初の一枚には縮緬か紋意匠をお薦めします。茶席によっては、無地でも紬では格が合わないことがあります。


お薦め 【厳選良品】 紋意匠


シンプルモダンな地紋とスモーキーな色あいの紋意匠を取り扱っています。


お薦め 【厳選良品】 引き染め無地


素無地は生地と染め色が命の着物です。
しなやかでしっとりした生地にこだわった「三眠蚕」や「新小石丸」に、引き染めをした商品をお薦め。


【厳選特価】 縮緬色無地


当店では常時スポットで仕入れた高品質の無地縮緬を超特価でご用意いたしております。
色数、数量は揃っていませんが、お好みの色があれば大変お買い得です。


当店の色無地LinkIcon


江戸小紋.gif


茶席で一つ紋を入れてよく使われるのは、江戸時代に武士の礼装である裃に用いられた裃小紋と呼ばれる柄ですが、中でも最も技術を要した『小紋三役』と呼ばれる「角通し」、「行儀」、「鮫」が有名です。
裃小紋の文様はどれも小さい型染めで、大名がそれぞれの藩で定められた小紋を染めていたので、「定め小紋」とも呼ばれています。「お召十」や「梅鉢」、「武田菱」、「菊菱」などが有名です。

江戸小紋には武士の「裃小紋」のほか、江戸っ子の自由な発想で楽しんだ『いわれ小紋』があります。
「いわれ小紋」は縁起のよさや、めでたさ、ユーモアを表した柄ですが、ユーモアが過ぎた柄などは茶席にはふさわしくないとされています。


江戸小紋詳細LinkIcon

訪問着.gif


初風炉、口切り、初釜や、献茶式など、格式の高いお茶会に着ます。



付下げ.gif


訪問着ほど改まらないのが付け下げです。


お薦め 単衣付下げ・単衣付下げ小紋


年々暑くなる単衣時期、この時期にふさわしいお茶席用の単衣のオリジナル付下げ、付下げ小紋をご用意しています。


小紋.gif




御召.gif


やわらかもの好きの方にも喜ばれる縮緬を思わせる無地感覚の西陣御召が好評です。



紬.gif


茶席で着る紬は無地か後染めを。高価でも絣は控えたほうが良いでしょう。


振袖.gif


色留袖.gif

初釜、口切りなど正式な茶事に着ます。


加賀友禅.gif


写実的な自然描写と派手すぎない色彩が特徴の加賀友禅は、茶席にむいた着物といえます。
振袖、色留袖、訪問着も結婚式やパーティで着るような華やかなものではなく、控え目な中にも格のある色柄を選びます。


加賀友禅詳細LinkIcon


牛首紬.gif


牛首紬は優しい光沢があり、あまり紬紬していません。
後染め製品が多く、小紋柄を染めた作品には多くのファンがいらっしゃいます。


牛首紬詳細LinkIcon


長襦袢.gif


長襦袢にもフォーマルとカジュアル、合わせる着物の格による決まりがあります。
礼装の着物には白や淡いピンク、クリーム、ブルーなど。留袖、喪服は白の無地。
一般的にフォーマルの着物には薄い色の控えめな長襦袢がお薦めです。

また季節による素材の決まりもあります。
の季節には綸子、紋綸子、一越縮緬、紋縮緬、チェニーなどを。
半衿は塩瀬、縮緬など

単衣には楊柳、薄地のシボ入り縮緬、絽縮緬など。
半衿は塩瀬、絽、麻、楊柳、絽縮緬などを使い分け

薄物の盛夏には絽、紗など。この時期の着物は透ける素材が多いので、長襦袢の色は白か着物と同系色が清涼感があり、調和の美が得られます。
半衿は絽、麻、紗など

近年の温暖化傾向により、四月下旬にもう夏日があったり、十月半ばまで暑い日が続いたりします。
単衣用の長襦袢を四月、五月、十月にも、薄物用の長襦袢を六月、九月に着たり、和装下着を涼しいものにしたり、体感温度で工夫してみて下さい。


お薦め 【厳選良品】 正絹紋紗長襦袢


正絹紋紗長襦袢絽の長襦袢に比べサラサラとしていて、本麻紋紗長襦袢より肌に優しく、見た目セミの羽のようで涼しげです。
実際にこれより涼しい長襦袢はあるでしょうか?

かなり透けていますので着物との兼ね合いを考え、透けすぎに注意して下さい。




半 衿


茶席のきものでは、お稽古時以外では色柄半衿は使いません。